黒部峡谷(富山県)、大杉谷(三重県)とともに日本三大峡谷の一つに数えられている「清津峡」。清津川を挟んで切り立つ巨大な岸壁がV字型の大峡谷をつくり、雄大な柱状節理の岩肌とエメラルドグリーンの清流が、訪れる人々に深い感動を与えます。
2018年には、「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2018」の作品として、中国の建築事務所・MADアーキテクツの設計によりトンネル全体をリニューアル。
「Tunnel of Light」と名付けられたこの作品は、トンネル内部と新たに設置したエントランス施設のいくつかのポイントに、自然の「5大要素」(木、土、金属、火、水)をモチーフにした建築的な空間とアーティスティックな雰囲気に包まれることができます。
MADアーキテクツは、人間と自然の関係をあらためて考え、地元の人々、来訪者双方を土地の圧倒的な美しさに再びつなげることを企図したのです。
- 住所:新潟県十日町市小出
- 滞在目安:60分